2006年 02月 09日
ジミヘンな夜 |
先日は、お隣さんのパオロとラウラが、仕事の合間をぬって久しぶりに帰宅しました。彼らはヴィットリア・チャップリン率いる「見えないサーカス」というアーティスティックなサーカスの音響監督(パオロ)と照明監督(ラウラ)です。仕事の時は常にツアーでヨーロッパ中を回っていて、家を留守にするので、久しぶりに帰ってくると必ず一緒に食事をします。この日は、ノルウェーから帰ってきて、1日家にいて、翌日、シチリアへと旅立って行きました。何でも、ノルウェーでサーモンばかり食べていたら、"bistecca alla fiorentina" (ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ=フィレンツェ風Tボーンステーキ)が食べたい~!という衝動に駆られたそうです。
帰ってくるなり下の村のお肉屋さんに駆け込んでいました(笑)。こうした方が美味しい、ああするべきだと焼き方にそれぞれが意見をしながら、暖炉でジュージューと焼き、長細く切って食べます。オリーブオイルをちょっとたらして、お塩を振って。う~ん、美味しい!!!私は特に肉好きというわけではないのですが、たまにコレを食べたくなります。
この日のユキちゃんは、テーブルを勝手に自分でセッティングし、パオロが子供の頃に使っていた脚立を出してきて、お子様席を作ってそこで美味しそうにお肉を食べていました。何なんだ?このこだわりは???
お肉に満足して、美味しいワインをたらふく飲んだら、誰かしら、ジミー・ヘンドリックスのミュージックビデオをかけはじめ、良い気分のパオロはもちろんお得意のコントラバスを取り出し・・・
ジミヘンに合わせて演奏(アホ)。日本にも居ますよね。酔っ払ってギター持ち出す人。イタリアにも居ますよ~。でも、パオロとジミヘン全然似ていない・・・カツラくらいかぶんなきゃねえ。
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by lacasamia1
| 2006-02-09 05:17
| トスカーナ山暮らし